【登山】金峰山登頂記録/前編【甲府市最高地点へ】
こんにちは、NaViDaiです。
小学生以来、人生2度目の登山をしてきました。
登った山は金峰山(きんぷさん)。山梨県甲府市と長野県川上村の境にそびえる標高2599mの山です。
日本百名山・山梨百名山のひとつにして、奥秩父山塊の主峰。古くから信仰の対象として親しまれている山で、山頂には金櫻神社の本宮があります。
縦になが~い甲府市の北端に位置しています。山頂の標高2599mは甲府市の最高標高地点です。
なお、最低標高地点は南部の笛吹川付近で標高245mなので、甲府市内での標高差は実に2350mにもなります。
第1章 登頂開始!ひたすら登り坂との闘い…
金峰山の登山口はいくつかありますが、今回は北杜市の瑞牆山荘(みずがきさんそう)より登ります。
4:30に自宅を出発し、5:30頃には瑞牆山荘付近の駐車場に到着。登山の朝は早いのです。
この日の予想天気は曇り。なんとか晴れ間が出ることを祈りながら登山開始です。
6:07 瑞牆山荘[標高1520m/登山開始より0.0km・0分]
▲登山道の入口。大学の後輩くんと2人パーティで登ります。
▲富士見平林道と交差。一般車両は入ってこられません。
▲不意に視界が開け、ゴツゴツした山が正面に現れる。瑞牆山(みずがきやま)である。今からあのくらいの高さまで登るという事実。
▲看板に「林道」の表示。左を見てみるとガードレールが見える。ここは富士見平林道の終点らしい。よくこんな山奥に道を通したものだ。
▲富士見平湧水。今回の行程唯一の飲料水補給ポイント。キンキンに冷えていておいしい。
6:52 富士見平小屋[標高1812m/登山開始より1.9km・45分]
▲富士見平小屋。広いテントサイトがあり、小屋で食事もできる。山小屋価格だが、猪肉・鹿肉・きのこなど気になるメニューも。有料トイレあり(¥100)。
▲富士見平小屋を過ぎると斜度が一気に上がる。このあたりの登坂が行程の中で一番キツかった。
7:49 大日小屋[標高1975m/登山開始より3.5km・1時間42分]
▲巨大な大日岩が見えてきたところで、大日小屋に到着。この小屋は実質廃屋のような状態。YAMAPやヤマレコには水場ありとの表記があったが、ただ沢があるだけで衛生的に飲む気にはなれない。
▲木が生い茂っていて日の光が通りにくいせいか、苔が多い。
▲初の鎖綱での岩登りが登場。アスレみたいで楽しいが、滑りやすいので登山靴必須。
▲倒木をくぐる。
▲顔みたいでかわいい。
▲視界が開け、巨大な大日岩が目の前に。登山道は岩の横をトラバースし、標高を上げる。
▲いい景色。思わずおぉーという声が漏れる。
8:23 大日岩[標高2201m/登山開始より4.4km・2時間16分]
▲大日岩上からの景色。まさに絶景である。最後の写真に写っているのは僕。
▲大日岩からは山梨・長野の県境上を歩く。一体この日に何度県境を跨いだのだろうか。そして、だんだんと空が近づいているような気がする。
後編へつづく…