NaViBloG

【旅行】北東日本大出張 Part.2【道央編】

Part.1からの続きです。

naviblog.hateblo.jp

4日目 大阪→札幌

いざ、北の国へ

f:id:navidai_1015:20210825004856j:image
▲やっとコイツの出番がやってきた。

大阪〜関西空港新千歳空港〜札幌だけで18きっぷ一日分の元が取れてしまうんだよね。

f:id:navidai_1015:20210825004824j:image
関西国際空港の第2ターミナル。がらんどう。メインの第1ターミナルとはかなり離れており、シャトルバスで移動した。

f:id:navidai_1015:20210825004820j:image
▲飛行機に乗り込む瞬間はいつだってワクワクする。本州よさらば。

f:id:navidai_1015:20210825004845j:image
f:id:navidai_1015:20210825004829j:image
f:id:navidai_1015:20210825004836j:image
▲2時間ほどのフライトで新千歳空港に到着。
まだ東京オリンピック仕様が抜けきれていなかった。

快速エアポートの車内アナウンスで「イランカラㇷ゚テ(迫真)」を聞くと、北海道に来たなあという実感が湧く。

f:id:navidai_1015:20210825004816j:image
▲北海道の中心・札幌駅
快速エアポートに乗ってる間は気づかなかったが、かなり気温が低い。オリンピック中に札幌は暑いという声を聞いていたので油断していた。周りを見ても長袖を着ている人ばかりである。

名ばかりの札沼線

f:id:navidai_1015:20210825004852j:image
▲微妙に時間があるので、札沼線学園都市線を乗りつぶす。いつも思うが、愛称が完全に学研都市線のパクりだよなあ。

札沼線とは、「『札』幌」と「石狩『沼』田」を結んでいたことに由来する。しかし今や、石狩沼田はおろか、新十津川までも行かなくなってしまった。

f:id:navidai_1015:20210825004832j:image
f:id:navidai_1015:20210825004812j:image
f:id:navidai_1015:20210825004848j:image
▲終点の北海道医療大学駅
少し前に北海道医療大学新十津川間が廃止になり、この駅が新たな終着駅となった。駅前がやたらだだっ広い。札幌行きには大学生と思しき人が何人か乗ってきた。

f:id:navidai_1015:20210825004808j:image
f:id:navidai_1015:20210825004840j:image
▲札幌の大通に残るオリンピックの残骸。国旗は次の日には撤去されていた。

 

5日目 札幌→留萌→苫小牧→札幌

18きっぷの弊害

早朝からすすきの→札幌駅のマラソンを敢行し(寝坊した)、5日目がスタート。

f:id:navidai_1015:20210825130904j:image
▲朝6:00発の旭川行きに乗る。札幌から旭川まで乗り換えなしで行ける普通列車は、この列車のみなので、なんとしても乗りたかった。

f:id:navidai_1015:20210825130923j:image
留萌本線との接続が悪く、深川駅で2時間半の乗り換え待ち。滝川以北は普通列車の本数がかなり少ないので、18きっぷだとどうしてもこういう無駄が生まれてしまう。ご飯を食べたり散歩したりして時間をつぶす。

f:id:navidai_1015:20210825134058j:image
▲用水の遺構らしい。ギロチンかと思った。

f:id:navidai_1015:20210825130852j:image
▲駅近くにマックスバリュがあったので買い物。ゴールデンカムイラッピングのサッポロクラシックがあったので、思わず購入。

f:id:navidai_1015:20210825130857j:image
▲ホワイトボードの絵に気合が入っていた。

廃止寸前のローカル線

f:id:navidai_1015:20210825130834j:image
f:id:navidai_1015:20210825130824j:image
f:id:navidai_1015:20210825130900j:image
廃線待ったなしの留萌本線に乗る。キハ54はテーブルのある座席があり、リクライニングもできる。扇風機にはJNR(国鉄)のマークがあった。

f:id:navidai_1015:20210825134144j:image
留萌本線に決定的な打撃を与えつつある、E62深川留萌自動車道と何度か交差する。
北海道では、並行する高規格道路によって鉄道の利用客を奪われるパターンが非常に多い。

f:id:navidai_1015:20210825134140j:image
石狩沼田駅。前日に乗った札沼線学園都市線)は、昔はここが終点であった(「『札』幌」と「石狩『沼』田」で札沼線)。

f:id:navidai_1015:20210825130821j:image
f:id:navidai_1015:20210825130911j:image
▲ローカル線にありがちなコンテナ駅舎。

f:id:navidai_1015:20210825130841j:image
f:id:navidai_1015:20210825130915j:image
f:id:navidai_1015:20210825130919j:image
留萌駅。この先増毛までつながっていたが、2016年に廃止された。いずれ留萌からも姿を消すだろう…。

留萌を散策したかったが、折り返しの列車を逃すと数時間待たなくてはいけないので、やむなく留萌滞在10分で折り返す。

f:id:navidai_1015:20210825130849j:image
▲再び深川駅。ここから滝川まで特急ライラックで小ワープ。前述のように滝川以北は普通列車の本数が少ないが、特急は多く走っているので、効果的な短距離利用ができる。

北海道グルメ

f:id:navidai_1015:20210825130845j:image
岩見沢駅ナカにある「いわみざわ農園」でオーガニックのプリンを買った。とても美味しい。あと北海道ではどこにでも売っている「とうきび」も好き。

岩見沢からは室蘭本線に乗る。

室蘭本線は苫小牧を境にその性格が大きく違う。
長万部~苫小牧は、函館と札幌を結ぶ大動脈で特急北斗も通るが、苫小牧~岩見沢は利用者の少ないいわゆるローカル線になり果てている。

室蘭本線では、栗沢栗丘栗山と「栗」のつく駅が3連続で登場する。
調べてみたところ、沿線に栗の木が多いことが由来らしい。地名なんてそんなもの。

f:id:navidai_1015:20210825130907j:image
▲“苫小牧に行くことがあれば味の大王に行け”と知り合いの道民から言われていたので…
苫小牧名物・カレーラーメン
スープがどろどろのカレーでめちゃくちゃ美味い。チャーシューも分厚かった。

ただ、苫小牧駅で1時間の乗り換え待ちの間に急いで行って食べた(駅から徒歩15分)ので、口の中を火傷してしまった。

その課金は必要だったのか?

f:id:navidai_1015:20210825130831j:image
▲帰りは快速エアポートuシートに乗る。

快速エアポートの号数は大きい数字だが、百の位と十の位で運行される時間帯を指し、一の位がその時刻に対して、何番目に走行している列車かという表示になっている。一の位が奇数の場合は上り、偶数は下りというルールは他と同じである。
例えば上の写真の「193号」は、“19時台に新千歳空港を出発する2番目(1の次の奇数は3)の列車”という意味である。

f:id:navidai_1015:20210825130838j:image
▲一日の締めはセコマのガラナサワーで。お疲れさまでした。

2人の友人と合流し、いよいよ明日からがこの旅のメインイベントとなる。

(続く)

naviblog.hateblo.jp

 

移動まとめ

時刻は全て発車時刻です。

4日目
【大阪】12:08
阪和線 関空快速 関西空港行き
関西空港】15:45
↓✈︎ peach 113便 新千歳行き
新千歳空港】18:30
千歳線 快速エアポート185号 小樽行き
【札幌】19:15
学園都市線 普通 北海道医療大学行き
北海道医療大学】20:08
学園都市線 普通 札幌行き
【札幌】
f:id:navidai_1015:20210825164855j:image
f:id:navidai_1015:20210825164851j:image

5日目
【札幌】6:00
↓函館線 普通 旭川行き
【深川】11:10
留萌線 普通 留萌行き
【留萌】12:18
留萌線 普通 深川行き
【深川】13:19
↓函館線 特急ライラック24号 札幌行き
【滝川】13:36
↓函館線 普通 岩見沢行き
岩見沢】15:06
室蘭線 普通 苫小牧行き
【苫小牧】17:31
千歳線 普通 ほしみ行き
【南千歳】17:58
千歳線 快速エアポート174号 新千歳空港
新千歳空港】19:18
千歳線 快速エアポート193号 札幌
【札幌】
f:id:navidai_1015:20210825164948j:image